僕らの日常

バスで、

今日は高校の行事のためバスで遠出している

集合時間もはやく、あまり行き慣れない土地での行動だったため、大分疲れが回ってきた

(つかれた…)

帰りのバスの中でため息をついた

(やべぇ、まじ眠ぃわ…)

欠伸を噛み殺しながら窓の外を眺めていた

隣には、和輝。

｢武瑠ー｣

｢ん？｣

｢眠いー｣

｢寝りゃいいだろ｣

和輝の顔を見れば本当に眠そうで

もう既に頭の中は寝ていてもおかしくない状態

｢んー…着いたら起こして｣

そう聞こえて隣を見れば

前髪で目元を隠すようにしながら頭を落としていた

｢早ぇな、おい｣

そんな和輝をみて、思わず苦笑いをした