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そうして再び視線を外に戻…そうとしたが
(大丈夫か?こいつ…)
和輝が早速ゆらゆら左右に揺れ始めた
居眠りをしているときよくあること
カクン、カクンと頭を揺らしたり左右に頭を動かしたり
しかも和輝は通路側だから下手したら真面目に倒れてしまう
「…っ!」
そう思ってる矢先に、
(危ねぇ…)
本当に通路側に倒れていった和輝の体を支えた
それでも起きない和輝には本当に感心した(呆れた、の方が正しいか)
「……仕方ねぇ、んだよな」
小さくそう呟いて和輝の肩を抱き寄せ、俺にもたれさせる
(…おやすみ)
寝顔を見ながら心の中で呟いた
「着いたら起こして」なんて言葉も忘れて、重力に任せて目を閉じた
End...
→オマケ
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