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あ、因みに、ゆーみんとは、我が吹奏楽部顧問教師のアダ名。みんなゆーみん、ゆーみんと呼んでる。
「そっか…。よっ…良かったぁ…」
ほっとして、私は胸を撫で下ろした。
皆に迷惑掛けなくて良かった、と言うのもあるけれど、実は、この頃何かと忙しくて練習時間が全然取れなくて、正直に言うと、一回弾いてみるとかは愚か、譜面読みしかしてない。
「あーっ‼第2小節、全っ然分かんないっ‼練習しなきゃ‼明日までに…って無理ーっ‼」
「湖波…教えよっか?」
室泉の呆れたような声に、私は振り返った。
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