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「ま、当たり前の事だが、可愛い私服で来いよ」
室泉は、またにやりとしながら私を見つめた。
あぁ…なんでこう室泉はたらしなの…？
「分かったっ…」
と、私は脱力しながら、小さな声で答えた。
「え？何？聞こえないんだけど」
絶対聞こえてるだろっ‼
「わっ…分かったって言ったの‼」
「はは。よし。…あ、そういえば湖波の私服見たことねぇなぁ～。どんなだろ…。あ、リクエストは花柄ワンピで」
「うるさいっ‼想像すんなっ‼ていうか早く教えてよ‼」
「はいよ、お姫様…。んじゃこれ。テンポは１２０で…」
そんなこんなだけど、室泉がやっと教えてくれる…と思ったのに…。
やっぱり、室泉を信じた私がバカだった‼
なぜって？それは…。
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