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ﾎﾞｸは僕で
一つの粒が
枯れた枯れたと
落ちながら呟く
声がした
そしてﾎﾞｸの粒も
消えた消えたと
目から絶えずに
出ていた物は
いつの間にか
消えていく
ﾎﾞｸは僕でも
心は僕でも
何か違うのだろう
体が言う事を
聞かない時
体が元気でも
心が不安定なら
僕がﾎﾞｸじゃないやいや
消えていく
涙一、ニ粒と
透明だけど
悲しいと
告げている
形があれど
見えない物
見えるようで
消えかけていく物
ﾎﾞｸは僕でも
僕がﾎﾞｸでも
見えない所も
あるんだろう
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