9人が本棚に入れています
本棚に追加
事の始まりは二週間前、ある研究所で起こった事件がきっかけだ。
その研究所では、世界一深い海溝、マリアナ海溝の底には生物は生息しているのか、ということを研究していた。
水面下約10,900m人類は初めて生物を発見した。
普段我々が良く口にしている魚、ヒラメに良く似ている。いや、どう見てもヒラメだ。
捕獲しようと探査機のアームを伸ばしたとき、アームに寄ってきた。
どうやら音に反応するらしい。
自分から寄ってきたおかげで難なく捕獲することに成功した。
良く見ると周りには大量に魚が寄ってきていた。
どれも見たことがある魚ばかりで捕獲する必要性を感じない。それに一匹いれば研究には充分だからだ。
最初のコメントを投稿しよう!