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授業中、厭らしい微かな音がりょうすけの耳に入ってきました
ゆ「んっ、んっ…」
り「ゆうと様、授業中何をしていらっしゃるのですか?」
ゆ「先生がっ…授業中にっ、かわいい顔見せたらぁ…赤点取り消してくれるって…」
り「(あのえろ教師…)そんなはしたないことをさせる教師の言うことを聞くのですか?」
ゆ「りょうすけがいくら教えてくれてもっ、ぼくぅ、ダメな子だからぁ、ぅ、あとでせんせいのとこいかなきゃ…」
り「ゆうと様はダメな子ではありません。行かせません」
事情を始めて知り、執事は困惑しています
ゆ「せんせいねっ、言うこと聞かなきゃ、全部の教科赤点にするって…しかも執事をそばに置かせないとまでいわれたからぁん…」
り「そんな…」
ゆ「せんせいのとこいくだけで、点数とれるんだったらいつでもいくよ?りょうすけに迷惑かけないからねっ」
り「(教師だからってやってはいけないことぐらいわかるだろ)」
事の重大さに気づいたときには、授業終了のチャイムがなり響いていた
End.
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