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ちっぽけな世界に殴られて
帰る場所求めてみたの
冷たくなる夕陽に溶けて
暗がりを捜して ひざ抱えて
僕を騙して 希望を与えて
嫌がって 傷つくのは ただ
こっそりくれた 曖昧な愛
それだけで強くなろうとした
どんなに大きく伸びをしても
どうしようも高くて 気づいてみて
また諦めそうになる
そして 廻らない時が過ぎてゆく
一番星はとうに死んだよ
消えて 生きた中 輝いたの
教えてくれない 先生達は
僕を 小さく 憎んだのさ
避けることだけに無我夢中で
愚かな 作り笑い
向かい合う机には夢が広がって
地図は燃やしてしまったの
心地よい生温さに身を沈め
深く欺こうとしたけど
覗いたドアでちらついたのは
恋しさに震えて泣きじゃくる姿
守り抜いたつもりでいたけど
ずたずたでやるせなくて
少しずつ毎日を違ったやり方で
壊して 重ねて 染まりたくない
繰り返して ひたすらに止まらない
手放せなかった愛がある
行き止まりは通ることができた
道を隠したのは誰だか
眩む頭を支えて眺めては
微かに光を感じた気がする
どうせだだをこねて 後ろめたく思って
いいや 見つめていたいんだ
叶うならば2人でどこまでも歩みたい
それを今までの証にしよう
つぶれてたから 伝えて
僕が僕であるままでありたくて
一番星は死にきれなくて
心が輝いてみたのだろうか
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