112人が本棚に入れています
本棚に追加
わかってるよ、葵くん。
一瞬でも葵くんを疑った俺を
許してね、と心の中で懺悔した。
「茜、帰んないと遊佐がうるさいんじゃない?」
「あー、うん。遊んでくれてありがと!じゃ夜。また明日ね。」
ガラガラと窓をつたって
帰っていく茜を見送って
俺は再度葵くんを見つめた。
「……今度はなんだよ。」
「…葵くんって茜のこと好きなわけ?」
スパコーンっ!!!!!!
教科書で殴られた。
最初のコメントを投稿しよう!