ある家族との出会いと裏切り

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ある家族との出会いと裏切り

小学生となり、私たち家族はある家族と出会った。 出会った経緯は覚えてはいないが、子供が私と同じ位の子で3人おり、私たちは家族ぐるみで仲良くなった。互いの家を行き来し、いろいろな話をした。中学になり、真ん中の子が、私と同じクラスになった。 それから、数年同じように交流し、私はある高校に通うようになった。1年生の担任が、友達家族の母親の恩師であることが分かり、手紙を渡して欲しいと私は分厚い手紙を預かった。 両親は、その分厚さに不安を抱き、悪いとしりつつも、封を開け中を見た。そこには衝撃的なことが書いてあった。はっきりとは、覚えてはいないが、両親は相当ショックを受け、母は泣いていた… 『両親が障害者の子(私を示す)は障害者です。何かと迷惑をかけますが、お願いします。』 こんな内容だったと思う。 そして、両親が封を開けたことを詫び、担任に手紙を渡した。 当然と言っては変かもしれないが、この手紙の件があってから、その家族とは縁を切った。 その頃からだったか、母は精神的に病みんでいった。もちろん、母が病んでいった理由は他にもあるが、今回は伏せておくことにする。
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