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俺は変わってしまった羽川の姿をただ見ることしか出来なかった。逃げたかったが体が動かなかった。動かなかったというより今動いたら羽川に何をされるか分からない。俺は恐怖に怯えながらも羽川の名前を呼ぼうと口を動かす
「は・・・はね・・かわ」
俺が羽川の名前を呼ぶと羽川はさっきまでの怖い顔が嘘のように俺に笑顔を見せて来た
「ふふふ。やっとで言ってくれたね。ねぇもっと私の名前を呼んで。私の名前だけを呼んで欲しいな。それが阿良々木君の幸せなんだよ?」
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