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「証明って・・・」
どうやってアスカに対する思いを証明すれば良いのか分からない。僕はアスカの手を握った。アスカの手には幾つもの包丁で切ったような跡があった。そっかアスカが僕のためにそこまで必死になっていたなんて・・・
僕はアスカの手を強く握りしめながらアスカに話しかける
「僕は今まで誰にも優しくなんてされてこなかった。だけどアスカは僕のためにこんな傷だらけになるまで頑張ってくれて。本当に嬉しいよアスカ」
そう言い終わった後に感じる口への感触。顔の目の前にはアスカの顔。事態を把握するのに時間がかかったがどうやらアスカにキスをされたみたいだ。アスカから感じる女の子独特の匂いや肌の感触に僕はもう顔を真っ赤にするしかなくただアスカからキスが終わるのを待ち続けた
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