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憂い
夕日を遠目にみながら
走り出す列車の窓
眩しすぎる太陽は
今の自分には似合わなくて…
君は先に行くよと言葉を残し
もう何年たつのか
変わらない世界が好きだからとか
くだらない毎日が好きだからとか
あれは全部
ただの言い訳だったよね
昔に戻りたい訳じゃないんだけど
過去の思い出は美しくて…
揺られゆくこの心地も
沈みゆくあの静けさも
いとおしく思えるなら
また今日も次へと踏み出せないでいる
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