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『………。』
此処は…何処だろう…。
コンクリート剥き出しの壁、部屋の中にあるのは、セミダブルのベット、小さな冷蔵庫、そして…
『鎖…?』
壁から伸びる…一本の鎖…。
その鎖は…壁と俺の首に繋がれた首輪を繋いでいた…。
『………なんで…首輪…?』
駄目だ…。
薬でも嗅がされたのか…ぼんやりとしか覚醒していない頭は、事態を曖昧に受け止めている。
『………。』
そして俺は、再び睡魔が誘う混沌へと堕ちていった…
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