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【深夜１１時２３分末永さん宅２階で竜巻が発生しました。近隣の住民は避難してください。】
真美の魔法の影響で避難警告が発令しました。
「やりすぎちゃいました☆」
てへっと笑う真美。飽きれる兄。
「とりあえず、直すからそこに座っていろ。」
(これじゃ、俺が魔法の練習をしてるだけじゃないか。)
こうして、夜はふけていくのであった。
「もう、ねりゅ。」
兄を残して真美は自分の部屋へ帰って行った。
それに気づかない兄。１５分後、鬼の形相で妹の部屋に殴り込む。
「追試になりたいのかぁ!?!?!」
その後、家が無くなろうと、雨嵐の天災が起きようとも、真美の魔法特訓は続いた。
「今日はえらい災害が起きるねぇ。」
近隣の人は皆同じことを考え、ある一軒家を見つめるのでした。
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