第三章

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さすがに朝出たきりで何も口にしていない。春花のお腹が騒ぎ出した。 「おなかすいたな…」 「だったら帰ってくれば良い」 後ろから声が聞こえ慌てて振り返るとそこには土方が立っていた。眉間に皺を寄せて。 「こっ…のっバカが!!」 キーンと耳鳴りがしそうなほどの声で怒鳴られる。思わず肩を竦めた。
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