2人の謎の男

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隣のクラスでなにかが起きている、だが同じクラスの女子が泣き叫んでいるため、隣の状況がわかない 清子「いったいなにが起こっているの?…」 すると悲鳴がピタリと止んだ 雅「どうせ、喧嘩かなんかだったんだろ」 武「なんだよ、焦ったじゃねぇか」 凛「心臓に悪いよ」 ただし清子だけは無言だった 口をあけ、瞳孔が開ききっている見てはいけない物をみたかのように… それに気付いた雅は 雅「清子、どうしたんだよ、そんな不細工な顔して」 いつもならキレて殴りかかってくる清子が動くどころかかたまっている 廊下をただ見て、だっていただけだ その異変に気付いた雅は廊下の方に目をやった ???「ブァァ…グァ…」 雅「な、なんだよあれ…は」 そこには、骸骨みたいな生き物がかなり大きな鎌をもって歩いている 武「うん?どうした??雅?」 凛「どうしたの?」 武と凛は気付いていない 雅「あ…あれだよ…」 すると、武と凛だけにいったはずが、周りにも聞こえていて、1人の女子も廊下を見てしまう ギィヤァァー!!! ???「??!!」 化け物は気付いてしまった 雅「ち、ちくしょう、黙ってろよ!!」 ???「ギィヤァ!!」 化け物は廊下の窓ガラスをやぶり入ってきた、みんな腰が抜けて動けない 必死に逃げようとした女が、誤って背を向けた その瞬間 ブゥン!! ズシャ… ゴロゴロゴロゴロ… 凛・清子「キャャァァーー!! 武「く、首が…」
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