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リュウトの目の前の景色が変わり新たに現れた景色を見ると、そこは大きな洞窟の中の様な空間だった。
辺りを見渡してみると真ん中に大きな転送装置が円形に10機並んでいる。
転送装置が置いてある足場は、周りが湖に囲まれており島の様になっている。
真ん中の島から湖のふちまで等間隔に4つ橋があり、沢山の人が行き交っている。
湖の周りには様々な店が並んでおり、さらにその周りはには岩の壁がありそれは空高くまで続いている。
時間は夜なのか辺りは暗く、人々を照らすのは町の街灯と空の穴から照らす月の光のみだ。
月の光が湖に反射して青い光を放ち町全体が幻想的な雰囲気に包まれている。
ここが、プレイヤー達のホームタウンだ。
町はゲームを始めたばかりの人達で賑わっていた。
ふと転送装置の方を見るとかなりの人が集まっていた、これではなかなか近づけそうにない。
「しばらく店を見て回るか」
リュウトは混雑が治まるまで店を見て回ることにした。
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