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朝食中
「つまり打たれ強いが攻撃は苦手と言うことか」
「はい、魔力が少ないから援護にも向いてないですしゴーレムのような守りが強い種族にはほとんどなにも勝てません…」
自分で言って凹んでる…
悪いこと聞いちゃったかな…
「要するに攻撃手段があればそこらへんの魔族より戦力として期待できるわけだな」
「その攻撃手段が…」
この娘結構マイナス思考だな
「俺を誰だと思ってるよ
最強無敵チートの魔王様だぜ?
攻撃手段くらい用意してやるよ」
「本当ですか!?」
おぉ…急に元気になったな
「もちろんだ
あ~そうだな
初陣まではまだしばらく時間あるしロイに武器の使い方でも教わっててくれ」
「武器…ですか?」
「そう、剣とか槍とか
習ったら一番使いやすかった物を教えてくれよ」
「武器なら師匠が教えてくれましたが…」
さすがシン
戦力になるには魔力を極力使わず
武器を持たせて肉弾戦に
ってのが最適と気付いてたか
「じゃあなにが得意?」
「基本を叩き込まれましたので得手不得手のが少ないですね…」
おぉ…これはまた…
ふむちょうどいいかもな
個人的にすごく面白そうな武器を考えていた所だし
「じゃあ後で俺の部屋に来てくれ
そうだな…昼飯の後くらいに頼む」
「わかりました
期待してますね」
「期待されました」
こりゃ頑張らなきゃな
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