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リクの話はまとめるとこうだった
その街はこの世界では比較的珍しい見せ物小屋という娯楽を中心に発展したそうだ
それ故に金も資源も多量にあり
人々の暮らしも豊か
そして金に物を言わせ近隣の盗賊や山賊
正規ではない軍を雇い街を守っているそうだそうだ
そして発展の中心になった見せ物小屋こそがリクの妻のいる場所であり
今回の目的だ
「…なかなか厄介かもな」
「厄介ですか…?」
ふと漏れた言葉にリクが反応する
「ああ、まず目標は街の中心にあるはずだ
だから下手な人数で攻め込んだら最悪人質ならぬ魔質をとられ迂闊に手出しできなくなる
だから進軍はできない」
「それではどうしたら…」
「策はある
その策で大丈夫の確認にシンを読んだ」
ちなみにまだ来ていない
「策ですか…?」
「あぁ、シンが来たら話すよ」
たぶん間違ってはいないはずだからシンが来るのん待つばかりである
ちなみにシンは10分ほど経ってようやく食堂に現れた
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