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…とりあえずマントから創るとして
色は黒…いや、任意に変更できるようにするか
機能は四次元ポケットのイメージで…
…よし
「完成だ」
「それはどんなマントなんで…だ?」
おいおい敬語危ないな
「このマントの中は空間の間になってます
その空間になんでもしまいこめて
更に勝手にこぼれないように俺が取りだそうとしないかぎり出てきません
他の方々からしたらただのマントです
ついでに魔王状態でも使えるようにファーを出したり色を変えたりできます」
「なるほど
それより魔王言うな」
おっと…迂闊だった
「タツヤ…もう少しわかりやすく」
「なんでもいくらでもしまえて勝手に出てこない」
「わかりやすいな~」
お前がわかりやすくと言ったんだろ
「とりあえずこれで武器の収納に困らない
しかも重くない」
いや~もっと早く創るべきだったな
「朝創っていたら食料もっと運べたんじゃないか?」
シン…視線冷たい
「そんなに詰め込んだら他のみんなが困るじゃないですか」
よし、うまくごまかせ「てないぞ」
しまった読心術
「まぁ言い分はただしいから何も言わんが」
あ~危なかった
「それより
早く金創りなさい
そろそろ森の真ん中を過ぎる」
もうそんなに進んだのか
さすが魔族
人間とは身体能力が違う
「じゃあすぐに創ります」
この後調子にのって三メートル超のサイズの金を創ってシンに殴られたのは内緒でお願いします
ついでにその金塊を切り分けるために新たな武器をいくつか創って疲れたのも内緒で
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