魔王の晒し刑

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「上手く入れましたね」 「そうだな まずは宿を探そう」 「お腹が「ルカ」黙ってます…」 あ~ルカ小動物みたいで可愛いな~ 部屋に連れ込「タツヤ」自重します 「つかマジで宿どこだろ…」 マジ見つからねー 「この道を真っ直ぐ行った所に小さな宿が有るはずだ さっさと行くぞ」 「さすがシンさん マジぱねぇす」 「は…?」 お~唖然としてる やっぱり若者言葉はわからんか 「俺も充分若者なん…だが」 つい敬語が出そうなあたりまだまだだな 「あ、あれじゃないですか?宿」 おぉ、ルカナイス 「さっさと部屋とって情報集めよう」 そうだな… あ、そうだ 「シンさん、ルカ これ渡しときます」 渡したのは小石サイズに砕いたり斬ったりした金塊を詰め込んだ麻袋 「たぶんひとかけら渡せばある程度の物は買えるはずですから」 「ふむ…そうだな 受け取っておく」 「ありがとう、タツヤ」 笑顔…いい …シン睨むな 心の中でガッツポーズしただけじゃないか 「支払いはシンさんお願いしますね」 敬語使われてる人間が代表にして責任者みたいなものだからな 「…ああ、わかった」 「ルカ 宿とった後一緒に何か食べに行きましょう」 ルカ1人にしたら何が起こるかわからんからな 「俺は「見せ物小屋の周りで情報収集をお願いします」…わかった」 ルカの監視兼護衛はまかせろ 「まかせた」 おう…じゃなくて返事するな 怪しいから 「それより…酒場はどこにあるかわかりますか?」 情報集めつつ飯を食うなら酒場が定石だろ 「酒場なら見せ物小屋のすぐ近くだ」 なんだ、結局見せ物小屋の近くまでは同行するのか 「じゃあ酒場で別れて酒場で再開 これでいいですね」 「あぁ大丈夫だ、問題ない」 …死ぬなよ シン
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