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その後、城に到着した俺とロイの部隊、そしてシンは歓声で迎えられた
…ちなみ捕獲した人間は罵声で迎えられた
「お疲れ様です魔王様」
先に城に到着していたルカはいつもの敬語と呼び方に戻っていた
タツヤと呼ばれるのは歯痒かったがなんか残念だ…
「タツヤ…後でお話が」
シンの呼ぶタツヤは怖いから勘弁してくれ
「魔王様、人間はいかがいたしましょう」
以前ルカと共にフルボッコにした豚が話しかけてきた
…おおかた機嫌取りだろうな
「男共は牢屋に女子供は客のように定着に扱え…いや、その前に魔族全員広間に集めて話をしよう
人間も一緒にな」
ちょっと裁判的な事をね
「魔王様!!」
「おぉリク嫁さんいた?」
「はい、妻のリカです」
やっぱりあの時の…
「助けていただいてありがとうございました!!」
「どういたしまして
…で、失礼な話だしすまない事だが
後でなにやられたか
なにやらされたかを教えてもらえないか?」
「…それは命令ですか?」
リク…お前ドスきかせた声怖いな
「いや、ただのお願い
嫌なら断ってくれて構わないよ」
「…わかりました
後でお話します」
「リカ!?」
「なにか考えがあってだと思ったのよ
なにか文句ある?」
…あれ?リク尻にしかれてる
つかかなり鋭い…
苦労してんだろな…
「ありがとう、君は人間達に仕返ししたい?」
「もちろん」
「他の…今ここにいない魔族はなんて言うと思う?」
「私と同じ答えかと」
「じゃあ後でみんなでお話だ」
人間達の処分についてな
「さぁ、立ち話もなんだから城に入ろう
飯だ飯」
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