魔王始動

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「とりあえずお前に能力の使い方とかいろいろ伝えるぞ」 「おk」 俺が答えると同時にロイが目を閉じた たぶん伝達準備中なんだろうな 「……………」 お…なんか知識が流れ込んできた なになに…魔法の使い方 ふむふむ…より強力なイメージか… 後でメラ○ーマでもやってみるか 次は…俺の種族… 「ちょっと待て」 「なんだ、まだ途中だぞ」 「いや、俺の種族ってなんだよ」 俺純粋な人間のはずなんだが 「ああ、それか 不老不死なんていうアンデット系魔族の体質に 高魔力という魔道師の体質 俺の剣すら聞かないというゴーレム顔負けの丈夫さ その他もろもろ こんなん人間の体じゃたえられないし何より人間が魔族のボスとなるといろいろ面倒なんだろ 反乱とかされそうだし」 なるほど さすが神 種族なんぞ転職感覚で変えられるわけか ん…ということは俺にも能力が…? 「なぁ、俺にも能力あるのか?」 「ああ、とりあえず伝達するから黙ってろ」 こいつ魔王にずいぶんな口のききかただな まぁその方が楽だが …お、続ききた 種族は魔王 …まんまだな 能力は…不老不死高魔力に可能性があるなら成功させられる程度の能力物質創造 肉体変化etc 「なぁ…」 「なんだ 黙ってろと言っただろ」 「いや…俺能力多くない?」 原稿用紙に書き出したらタ○ンワークくらいにはなりそうだ 「魔王ならチートすぎる方がいいだろうと神が言ってた」 「…まぁあって困らないが つか可能性があるなら成功させられる能力ってなんだよ」 すごくチート臭がします 「文字通り可能性があるなら成功させられるんだろ」 これ考え方次第では無敵だな 「しかも任意らしいぞ」 最強無敵じゃねえか 「とりあえずあと少し 能力の使い方だ 今度こそ黙ってろ」 「おK」 たぶん口で伝えたら相当時間かかっただろうな ああ…きたー 能力の使い方は… 魔法と大してかわらないな うん、よしわかった 「とりあえずこれで全部だ 俺は疲れたし寝直す じゃあな」 なかなか自由なやつだ 「あいつ…魔王様になんたる口のききかたを…」 だから喧嘩腰になるな はげるぞシン
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