サイ

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話しを聞いただけでサイは凄いと感じた。 でも、まだサイが本当に実在するか確証が持てたわけではない。 また鈴木が話し出した。 「一つ聞いていいかい?」 「はい、なんでしょうか?」 「あんたなんでサイを探してるんだ?誰か殺して欲しいのか?」 「言わなきゃいけないですか?」 「言わなきゃいけないって訳じゃねーけどよ。殺し屋に会うなんて一つしか思いつかねぇーだろーよ。サイじゃなきゃいけねーのか?他の腕のいい殺し屋なら紹介してやるぞ?」 「サイじゃなきゃダメと言えばダメなんです。殺しの依頼と言えば半分合ってます。これ以上は勘弁してください。」 「まぁーそこまで聞けたらいいか。じゃー本題に入ろうか。」 「はい。お願いします。」
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