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「さっき話したとうり、うちの組の兄貴が殺されたってことで、もちろんうちの組も躍起になってサイを探したわけよ。誰が依頼したか、どうやって連絡を取るか、どこにいるかとかな。そこで一つわかったことがある。」
「なんですか?」
「サイってのは男だ!」
「それだけですか??」
「・・・・・・」
鈴木はまた煙草に火を付け一服した。
「これでお金とるんですか??」
鈴木の態度は一変した。
「あのなぁ~ねーちゃん、ここまでしかわからねぇ~からうちの組もサイを殺せてねぇ~んだよ!!それくらい不明な点が多い殺し屋なんだよ!」
「これで私にいくら払えって言うんですか??」
「ま~10だな!」
「サイが存在する、サイは男ってだけで10万ですか?」
「そうだよ!ヤクザなめんなよ!?」
「わかりました。お支払いいたしますが、何はほかに情報はいったら携帯に連絡してください。これはその為のお金も含まれていますから。」
私はお金と携帯番号の書いてあるメモを渡し店を後にした。
また一から情報を探すことになった。
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