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慧「薮‥・?またあいつがなん
かやったの?」
極力平常心を保つ‥。じゃな
いときっとたえらんないから
。でも知念が俺を頼ってくれ
てる。それが嬉しかった。
侑「ん、ちょっと‥ね。昨日‥
僕たちが付き合って一年記
念日だったの‥だから内緒
で宏くんの部屋に押しかけ
たら‥っ」
ん?知念‥なんかいつもと違
う‥。薮が浮気してても知念
は平気だよ?大丈夫だからっ
て泣かなかったのに‥、今は
泣い、てる?
慧「ち、知念д?」
侑「あ‥っごめん/でね?入っ
たら女物の靴があって‥。
慣れちゃいけないけどまた
か‥って思っちゃった‥/」
慧「ん‥そっか。」
侑「そしてね?しばらくしたら
宏ちゃんが出てきたんだけ
ど‥"お前、誰だよ。"って
言われちゃった‥(笑)」
慧「知念‥」
こんな知念、初めて見た‥。
俺の知ってる知念はどんなに
辛くても笑ってて‥表情がコ
ロコロ変わる‥そんな知念。
でも今の知念は‥
侑「はは‥僕、馬鹿だよね。勝
手に浮かれて‥傷ついて‥
ホント、馬鹿だよ‥/」
表情すら無い‥いや、無くし
た‥そんな今にも壊れそうな
人形のようだった。
だから‥だから俺は‥つい、
そんな知念を抱きしめたんだ
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