~第1章~悪夢の始まり

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「なかなか広いよね~いいなぁ」 「そうだね~…」 マオと2人で学校探険をしている ずいぶんと長い廊下… 言っちゃ悪いけどけっこうぼろい…(笑) 床もまだ木造のところが多い 歩くたびギシギシと嫌な音をたてる 「雅美…どうかした?よくボーッとしているね」 「うん…ちょっとね;」 「どこかで休む?」 「大丈夫、ありがとう」 「無理しないでね!雅美膝弱いんだから…」 マオは何を知っているの…? マオは全身にアトピーの後があり 顔も例外ではない… いろんなところを掻きむしり、 生々しい傷痕がたくさんある… 髪は栗色… 後ろ姿は可愛らしいのに 顔は身の毛もよだつ… こんな子…私の友達にいないはず…!! なんで親しげに話しているの? この子…誰…?
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