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数十分前…
「雅美♪よく来たね!」
「紗枝!久しぶり♪」
「じゃあ友達にも紹介したいし…行こうか♪」
「うん!」
・・・・
「その子は?」
その子…?
「え…?」
振り返るとマオがいた
「もぉ~雅美、紗枝ちゃんに会えたからって私のこと忘れないでよ~」
「雅美…この子は?」
紗枝の顔が引き攣っている…
「雅美の友達のマオです♪よろしくね♪」
何とも言えない間がながれる…
「そっか…雅美1人で来ると思っていたから席足りないな…;」
何とか紗枝が取り計らってくれた
「私のことは気にしないで!紗枝ちゃんに会ってみたいって勝手に着いて来ただけだから!」
「あ、うん…じゃあ雅美、行こうか」
そこへ血相を変えた子が
走ってきた。
「紗枝!部活の子たちまた揉めてるの!」
「また?!雅美ごめん!ちょっと行ってくる!」
「急がなくていいからね!」
「ありがとう!」
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