~第3章~抜け出せない

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「トイレ行きたい…」 「あ、私も」 ちょうど近くにトイレマークを見つけドアを開ける 私の高校は入った時 勝手にライトが付くタイプ… ここはスイッチもないうえに いくら動いてもライトは付かない… 「雅美…何してるの?」 「え…ライト…」 「付かないよ~」 クスクスと笑うマオ え? 何がおかしいの? 小さな窓があるだけだから トイレは薄暗い… 個室のドアを閉めると 恐さが増す… 「私…無理だ…」 「そぉ?」 薄闇に見るマオは この世のものとは思えない…
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