カルテット

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「いい加減にしろはお前だよ。東和」 「そうだよ。日宇とエッチの邪魔するなよ」 脱いでいた服を着ながら、文句を言う。 「やぁんっ?!北斗~!」 「挿れるぞ。彼方」 「ってこら~?!!」 邪魔が入っても止めていなかった一組のカップルが居た。 「お~、流石北斗」 「俺らも見習って続きするか」 「お前らもいい加減にしろよ」 また続きをしようとする二人に一喝する。 「別にいいじゃないか。俺達は恋人同士で愛し合ってんだから」 「恋人同士…だと?!」 ビシッ! と手を突き出して 「男同士で愛し合うなんて変だろうか~?!」 廊下にも聞こえそうな勢いで叫んだ。 そう。今、この部屋でエッチしていた三組のカップルは全て男同士。 「どこが変だよ」 「何回も言ってんだろうが?!男とセックスなんておかしいだろ?!」 「お前に恋人が居ないからって僻むなよ」 「僻んでねぇ~?!」 「彼方。出すよ」 「あぁ~!!」 この騒ぎの中、最後までヤっていた一組のカップルだった。
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