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「結衣には、黙っていてもらえませんか…?」
「構わないが、何を恐れてるんだ?」
「あ、それは…その…」
彼女は、顔を真っ赤にする。
恥ずかしいことなのか?
それって、エロチシズム関係なのか??
「…こ、」
「…こ?」
ゴクリ…
「…コスプレ、させられるんです…うぅ…」
素晴らしい…
俺の望みはそれだっっ!!!!
「それは、結衣に報告するべきだろう。」
「え!?何故です!?」
君のコスプレ姿が見たいからです。
「結衣は落ち込んでるんだろ?俺は、あいつに護られたんだ。礼くらい言わなきゃ気が済まない。」
俺はあくまで紳士のように振る舞う。
変態だと思われてはおしまいだ。
「相田さん…律儀なんですね。」
「律儀だとも。律儀の塊だよ。」
彼女は目を潤ませたまま頷いた。
「仕方ないですよね…私が我慢すれば…」
震える肩にそっと手を置く。
「…して、そのコスプレとは?」
「結衣の気分によります…前回は、雌豹でした…」
耳まで真っ赤だ。
「…尚のこと仕方ないな。」
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