章もなにもこれしかありませんよ

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「こら、小町起きなさい」 案の定小町は川の近くの土手で居眠りをしていた。 「…んっ…… 四季様お早うございます…」 眠たそうに小町は目を擦りながら言った。 「全く、どうして貴方はそういつもいつもサボってばかり何ですか!? それにお腹を出して… 女の子はお腹冷やしたらいけませんよ!?」 「まあまあ、そう怒らないで下さいよ。でも、四季様があたいのこと心配してくれて嬉しいですよ」 「しっ、心配なんかしてませんよっっ! 第一小町、貴方がいつもサボっているせいで私の仕事にどんなに支障がでりゅかっ…」 思わず舌を噛んでしまった。 「しきさまかーわーいーいー」 「もう!今日はもうさっさと帰りなさい!」 「あーい さようなら、映姫様」 「全く、小町のサボり癖は困ったものだわ」映姫は帰宅してのち、帽子を外してベッドの上に寝転んだ。 本当に小町は仕事しないで遊んでばかりで。それなのに顔が広く馴染みやすい性格のせいか、周りの人達からも信頼されていて。私は仕事ばかりして友人を作る暇などないのに。 そんなことを考えていたら私が小町を妬んでいるように思えてきた。 明日も早いんだからお風呂入って寝よう そう考えて映姫は入浴後、寝床についた。
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