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過去
アタシには、彼氏いた。
でも、それが、原因でいじめられ、友達もいなくなった。
彼氏はアタシに暴力を振った。
アタシは死にたくなった。近くにカッターがあったから、リスカをした。それが、アタシのストレス解消法となった。
ストレス解消スルためには場所がいるんだ。
―――――――屋上
その時、あなたが屋上に来たのも知らずに、手首にカッターが
ザンっ…――――――――
「アハ、ハハハハハハ…」もう一回
「何やってんの!」
「えっ?」
「腕見せて」
ばっ…
「やめてっ!」
「何でこんなことしてるの?」
「これが、ストレス解消法だから…」
「正直だね」
「何で?」
「俺知ってるんだ、お前がいじめられてること、彼氏から暴力受けてることも」「じゃあ、ここに来てる事は?」
「知ってるよ…」
「そうなんだ。」
「もう彼氏と別れたの?」「まだ」
「別れた方がいい。今呼んで来るから待ってて」
私は思った。なんで今なんだろう…でもこれはいいチャンスだちゃんと言って分かれよう…
彼氏が来た―――――
「話って何??」
「別れよう。」
「はっ?」
「別れよう。」
「何言ってんの?」
ばっ!!
ヤバイっ!ぶたれる!
ゴンッ!!!
あれっ痛くない?
「お前ばかじゃないの?お前の暴力のせいでこいつの顔は、罪悪感だ!お前のせいで、こいつは死のうとしたんだ!」
「俺はお前を死にたく追い込むほど…ごめん。俺、お前と別れるよ…幸せにな…」
「アタシ…」 「よかったな!」
「それより、大丈夫?」
「ああ平気だよ!」
あなたはニカッって笑った。あなたの笑顔は無邪気で格好よかった。
「それより、アタシお礼がしたいんです。メアド教えてくれませんか?」
「あぁ、いいよ」
ピッ
「ありがとう。」
「こちらこそ(^O^)それより、お前の名前は?」
「真田杏子」
「杏子か…いい名前だな!俺の名前は音月託真」
「音月託真さん」
「ちゃんとおぼえとけよ、」
「ねぇ…お前は自分の名前は好きか?」
「嫌い…」
「俺は好きだ!… 名前には意味があるんだよ。俺の名前の意味は真っ直ぐに人生を歩んで欲しい。っていう意味なんだ」
その言葉が素敵だった…
私はあなたに恋をしたんだ…
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