第1章

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青学が全国大会で優勝して1年が経った 全国大会では3年生は最後の試合だった 相手は立海大付属だった シングルスもダブルスも力の差は歴然としていた でも先輩達はボロボロになっても試合は諦めなかった 今までの思いもチームを信じて何より自分自身を信じて戦った 決定戦の勝率は2勝2敗… 次のシングルスで負ければ青学の全国優勝は無いという状況だった そして最後のシングルスの試合に出たのがリョウマ君だった 立海大はシングルスにキャプテンの幸村さんが出てきた そして試合が始まる… 試合はどちらも譲らない均衡状態が続いていた だけど、リョウマ君が徐々に押され始めていた リョウマ君も自分の限界を越えようとしている所まできていた そして、少しずつリョウマ君の動きが良くなって来たように見えた それは、リョウマ君が自分の限界を超えた時の本当の強さだった リョウマ君は次々にセットカウントを取っていく 負けじと幸村さんも戦うがリョウマ君の強さは圧倒的だった そしてそのまま、マッチポイントをリョウマ君が決めて青学が全国優勝を成し遂げた
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