第1章

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試合が終わると先輩達が観客席からリョウマ君に向かって走って来た そしてそのままリョウマ君を胴上げしたり、頭をクシャクシャにしたりして喜んでいた リョウマ君は照れ隠しか帽子を深く被って顔を隠していた でも、リョウマ君も嬉しかったんだと私は思う 私はずっとあなたの事を見てきたし、何より私の大好きな人だから…… でもリョウマ君は全国大会が終わった2週間後に『アメリカ』に行ってしまった 私がリョウマ君のアメリカ行きを聞いたのは全国大会が終わって2学期の始めだった 私はリョウマ君と同じクラスだから『アメリカ行き』の事を知ることが出来た でも、それはあまりにも突然過ぎて私は頭が真っ白になった 先生「えっと、みんな今日から2学期が始まるが1つ話がある。同じクラスの越前がアメリカ留学をする事になった。だから越前は今日から学校へは来ない…。」 私は先生が何を言ったか分からなかった 桜乃「リョウマ君がアメリカ留学??」 私はやっとそれだけいうとあとは何も考えられなかった 私は1日どう過ごしたかも覚えていなかった 学校が終わり今日は部活は休みだったのでともちゃんと帰った
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