19人が本棚に入れています
本棚に追加
が、またも腕を掴まれる
「なに俺のこと嫌いとか言ってんの?」
真崎くんとは違う、強い力で掴まれた腕
振り向かなくても分かる
声を聞かなくても分かってしまう
「…綾瀬くん。離してください」
顔は見ない
あの鋭い眼差しを見たら、負けてしまうから
「嫌だと言ったら?」
笑い混じりに言い返してくる綾瀬くん
「…もっと嫌いになります」
その言葉に
さらに力を増してくる綾瀬くん
、
最初のコメントを投稿しよう!