一つの出逢い

2/25
前へ
/164ページ
次へ
「諦めたんじゃないのか?」 あっという間に階段を下り 自分の後ろへと、やって来た真崎くんに 振り向くことなく声をかけた綾瀬くん 「そう簡単に諦める訳ないじゃないですか」 息を切らしながら話す真崎くん 「捜しましたよ、佐伯先輩。 行きましょ?」 笑顔と共に差し出された真崎くんの手を掴んだのは、私ではなく綾瀬くん 「触るな」 って ……また繰り返しますか? 、
/164ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加