一つの出逢い

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「とにかく!俺は入学してから好きになったとか、そういうんじゃありませんから!!」 噛みつくような勢いで綾瀬くんに向かって宣言する真崎くんに対し 「あっそ」 全て聞き出しておいて、今さら興味がなさそうに顔を背けた綾瀬くんを 今の真崎くんが見逃すはずはなく 「そういう綾瀬先輩こそ、いつから好きだったんですか? と言うより本当に佐伯先輩の事が好きなんですか? からかっているだけなんじゃないんですか?」 真崎くん! あなたも感じていました?! 「…何だよ、その顔」 黒いオーラを纏いながら綾瀬くんが睨んでくる 、
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