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クロの手はなかなか治らず、心配だった為。
私はクロに働かないように言っていた。
そのため、クロは、手が治るまではアパートで、ゆっくりしていた。
短大が終わってアパートに帰ると、クロがいる。
幸せだった。
でも、クロもアパートに、いる生活が飽きてきたようで、私が短大行ってる間、自転車で近場をウロウロして仕事を探し始めた。
そこで、クロはもうじきオープンするCD屋さんを発見したようで。
クロが『ここで働きたい』と言ってきた。
手も治ってきてたし、自分から働きたいって言ってくれたクロが嬉しくて笑顔で『頑張ってね』と言った。
クロも笑顔で『頑張る』と張り切っていた。
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