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俺の名前は榊原零司（ｻｶｷﾊﾞﾗ ﾚｲｼﾞ）。
何処にでもいる普通の高校一年生だ。
退屈な学校が終わったので、俺はさっさと家に帰る。
そして俺は家の近くの十字路の横断歩道を渡っていた。するといきなり、居眠り運転をしているダンプカーが突っ込んできた！
なっ！？やばい、逃げなきゃ！
そう思った俺は逃げようとした。
だが、俺の前にはよぼよぼのお爺ちゃんがいたのだ！
俺はとっさに目の前のお爺ちゃんを突き飛ばそうとした。
だがそのお爺ちゃんは、
「ぬ、いかん。『転移』！ 」
そう言うと、そのお爺ちゃんは俺の目の前から消えてしまった。
……は？
呆気にとられた俺はお爺ちゃんを突き飛ばそうとした時の妙なポーズのまま固まってしまった。
俺は止まってもダンプカーは止まってくれないわけで、俺は跳ねられてしまった。
榊原零司 享年16
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