第二章
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厨房に行くとみんな必死に中華まんを作っていた。「お前の場所はここだ」そう晩名が言った。「そいや」僕はいい返事をした。そして僕も中華まんを作り出した。 やったことが無いはずなのにすらすらと作れた。みんなが僕を見て拍手をしている。あまりに見事に作ってしまったみたいだ。いや僕の中華まんは作るというより創ると言った方がただしい。頭からはまだ血がでていた。ひどく寒くて手も震えだし目眩もしたが別に気にならなかった。
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