恐れ

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恐れ

「……黒崎君……。」 ソッと手を差し伸べると、黒崎君に手を叩かれた。 血が……。 すると嫌みがかった言い方で黒崎君が言った。 「……何で俺なんかを気にするわけ?」 アタシはこう言い返した。「仕事だからよ。」 黒崎君は皮肉笑いを浮かべ、言った。 「……あっそ。でも仕事が無くてもアンタはここに来てただろ?」
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