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「神楽……?」
どうやらお姫様は
「お眠りのようだな。」
しかし…
「こいつァ……」
困った。
何に困ったかといえば、
神楽は両手を俺の首に回したまま眠りについてしまったのだ。
「ったくこのお騒がせ姫は…」
仕方ないな。今日はソファで神楽を乗っけながら寝るとしよう。
抱き着いて離れない神楽の寝顔は心なしか笑っているようにも見える。
普段抱きしめることなど出来やしないのでここぞとばかりに
強く、強く、強く神楽を抱きしめた。
「今度は起きてるときにするからな。」
さあ、その時神楽はどんな顔をするのかな。銀さんちょっと楽しみだわ。
-END-
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