第1話 私立桜花学園高校

2/19
前へ
/132ページ
次へ
私立桜花学園高校。元は女子校だったが四年前に男女共学になった。なぜ俺がこんな高校に通っているか。答えは簡単。家から近かったから。そんな俺の日常は常に大変だ。 (信)「うぃーす。」 (直)「どーん!」 (信)「ほが!」 教室に入ったとたん、俺はタックルをやられた。 (信)「痛いだろうが!直子!少しは自重しろ!」 (直)「?何のこと?」 この白を切ろうとしている馬鹿は相原直子(あいはら なおこ)。いつも明るく、クラスのムードメーカーである。 (詩)「こらこら直子ちゃん、信吾君をいじめちゃ駄目でしょ。」 この子は南原詩園(なんばら しおん)。普段はおとなしく、どこから見ても大人の女性って感じがする。しかし・・・ (詩)「信吾君をいじめていいのは私だけ。」 激しくSである。 (渚)「おっす信吾。朝から大変だな。それより昨日の野球見たか?」 この男勝りな子は秋穂渚(あきほ なぎさ)。成績優秀、運動神経抜群の完璧少女である。でも、かなりの野球馬鹿である。 (奈)「信吾君、大丈夫ですか?」 この親切そうな子は浅井奈緒(あさい なお)。学年のアイドル的存在にある美少女である。しかし・・・ (奈)「もし怪我してるなら保健室に行ってそのまま私と・・・」 (信)「エロ思考禁止!」 すぐにエロ思考に持ち込もうとする。 (志)「大変だね~信吾も。」 この子は高井志穂(たかい しほ)。クラスの委員長をやっている。かなりのバ〇オ好きらしい。
/132ページ

最初のコメントを投稿しよう!

344人が本棚に入れています
本棚に追加