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病室でのやりとりをするようになってどれぐらい経つだろう
長い間、小野くんを縛り付けてるかもしれない
俺がいなくなる前に解放して、新しい恋をして普通にデートしたり･･･とか。
このままじゃ、小野くんの自由を奪うだけじゃないのかな
「ねぇ、もういーんだよ？」
「え、なに」
さっきまで笑顔だった小野くんから表情が消えた
「俺、死んじゃうし。
だから仕事も気にせず進んでもう世話してくれなくていいから
そしたら寝る時間増えるじゃん
それにさ…デートもセックスもできない恋人なんていらないでしょ」
気持ちとは真逆の明るめなトーンに自分でも若干驚いた
外を眺めながら反応を待っているが沈黙が続く
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