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私…
あれ…?
な…なんで病院にいるんだろう。
と思い、目を覚ました。
「あれ?真理恵?
な…なんでここに…?」
(あ、思い出した。私交通事故にあったんだった。)
すると、真理恵が目を覚ました。
「優奈~~~~⁉
良かった~。このまま死んじゃったらどうしようかと思ったよ」と続けた。
2人ではなしてるとあることに気づいた。
(あれ…?なんか足が変…感覚がないような…)
優奈は恐る恐る布団の中に右手を突っ込もうとしたそのとき、「だめ💥」といきなり、手をはじかれた。
真理恵だった。
「な…なんで?」
と聞く。
真理恵はゆっくりと口を開いた。
「だって…私も恐かったから…。優奈の足…切断されてるから…」
(え…?い…今…な…何て?)
私の足が…な…い?そんなバカなことはない。
「ねぇ。私の足はどうなったの?
私これからどうすればいいの?」
聞くのが恐かった。でも今は聞くしかなかった。
真理恵は、
「…。大丈夫。きっと…」と答えた。
「大丈夫じゃないじゃん。だって足無いんだよ。」
すると、真理恵が優奈の頬を叩いた。
「簡単に諦めないでよ。まだ可能性はあるんだから。」
その言葉を聞いて我に帰った優奈は大量の涙を流した。
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