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私は昨日あった事を話した。
もちろんあの事は内緒にして。
「そっかそっか。災難だったねぇ。でもちょっと話聞いてたけでなんで探してるんだろうね。どうでもいい話なら必死に探す必要なくない?」
優子に話の内容は伝えらないから、ちょっとだけ話が聞こえてきたということにした。
「どうしたら見つからないですむかなぁ?」
「そんなの絶対見つかるから諦めた方がいいんじゃない?」
優子ははっきりとそう言った。
「絶対見つかりたくないの!」
私は教室中に響き渡るぐらいの声で叫んだ。
「まあ、がんばってぇ!」
はぁ...優子。解決法を考えておくれよ...と思った。
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