序章 ◆みんなと違うとやっぱ目立つ◆

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何故なら、 誰一人として、 夜兎鷲の本性を知らないからである――――……。 大江戸戦争で活躍した事は、 もうこの平凡な町に呑まれて 伝説の人となった。      ・ だから、彼女は生きていけるのだ。 彼はいつしか語られなくなり、彼女は"ただの町の住人"となって悲しむことなく生きていけるのだ。 大きな秘密を二つも抱えて―――…………
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