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序章 ◆みんなと違うとやっぱ目立つ◆
夜兎鷲――――……
月のように輝く銀色の髪で、目は赤い男。
…………それは、まるで白兎のよう。
誰にも負けない剣術は一流に属す。
そして超人的な身体能力と生命力を持つ。
大江戸戦争の時に参加した過去があり、
今では何故かアイツを見た物は斬り殺されるという噂まである。
しかし、奇跡的にも見て帰ってこれた者は皆…………
夜兎鷲の上空に白鷲がいた…………
という。
白く目の赤い兎のようで、鷲が近くにいる――――だから、夜兎鷲。
これが夜兎鷲の名前の由来である。
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